第17食 かつての名将は今も名将だった 東京豚骨ラーメン 屯ちん 池袋本店

東京都

池袋に野暮用があったので出かけていくことになった。

ん?デジャブ…?
またか。また池袋なのか。(前回の池袋は→こちら

大林組様引き続き工事中。またかYO!

まったくもう。こないだ行ったばっかりじゃないか。池袋。
しかも、前回もうちょっと頭が回っていればいっぺんに済ませられた用事である。
私は年末のこんな時期に何をやっているんだ。

年末のこんな時期~

鈍臭いが仕方がない。失敗はごちそうで取り返せ。なーんてね。
という訳で、久しぶりに屯ちん池袋本店様へお邪魔することにした。

昔々の私は池袋には少々ゆかりや用事があったこともあり、随分と通わせていただいた。
中でも屯ちん様との付き合いはなかなか濃い目の豚骨である。
総計、ラーメン20~30杯位はご馳走になったのではないだろうか。
池袋に行こう。と、屯ちん食べる?は≒。記憶に残る店だ。

時は戦国…じゃなかった。いつかの昔、ラーメン戦争。池袋ラーメン激戦区。
各店主がしのぎを削って熾烈な戦いを繰り広げていた…!らしい。

もっとも私は良く知らぬまま、ただ美味しいおいしいと麺をすすっていただけの一介の足軽だけれども。

おっといかんいかん。長語りすると年がバレる。

とにかく私にとって屯ちん様は、そんなセンチメンタルな店舗なのである。

のくせに道順は途中なんだかあやふやで、嗚呼。人って忘れる生き物よね。
だって、何年かぶりの来店なのだもの。

しかし外観は忘れていない。
あの頃は店内に一杯に並んで、店の外にも何度も折り返しの行列ができてたっけ。(そしてそこに並んだ時もあったっけ。)
それから確か、近所に系列店がたくさんあるんだよね。

生きてるおいしさ。鮮度にこだわりあり

少々時間があったので行列でもよかったのだが、本日は店内の数名様のみしか並んでいない。
思い出に浸りながらしばし店外で待つ。

しかし、なんとなく雰囲気変わった?
入店して改めて思う。ポスター、POPのせいか。内装の雰囲気もちょっと記憶と違う。ような気がする。
ご無沙汰していたこちらが悪いのだ、改装でもしたのかな。
なんだか、チェーン店っぽくなっている、ような…。
うーん。思い出の味でなくなってしまっていたらどうしよう。

しかし店員様の様子を見ていると、昔と変わらず。
きびきびと、かつ和気あいあいと、合いの手を挟みながらラーメン作りをされている。

良い雰囲気だなーと眺めていると、やってきました。東京豚骨ラーメン。
850円(並盛・大盛同価格!)ちなみにライスも無料で付けられます。

いよっ!待ってました!

まずはスープ。あーあ。美味しい。
背油あり醤油豚骨なのに、さらっとしているのがいいのよね。
美味しい。ドロッとしていなくて食べやすいが深いスープ。どんどん進んでしまう。

麺も美味しい。自家製手揉み縮れ麺。
そして丸めないのがこだわりの三段豚バラチャーシュー。

思い出の味、健在!ありがとうございます。

帰宅後、屯ちん様の事を記事にするにあたって公式HPを拝見したところ
屯ちん池袋店は1992年OPEN、そして最初の1店舗。

そこからかぶら屋様を中心に店舗数は増え続け、なんと2020年には116店舗。
更に海外進出。もはや世界の屯ちんかぁ。
(出典:株式会社フーデックスホールディングス様公式ホームページ)

何これ何これ。何この沿革。ちょっとこの数、この歴史、すごくないですか?
眺めているだけで胸がアツくなるやつ。
皆様も是非本家を見に行っていただきたい。

ちなみに、屯ちん池袋本店様の2階、丸富食堂様。そして池袋に8号店まであるかぶら屋様は全て同じ母体なのである。

8号店て!いやはや、恐れ入りました。

とにかく今回も大満足の一杯となりました。
屯ちん様、今後とも末永くよろしくお願いいたします。

美味しいお時間、ご馳走様でした!

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屯ちん(とんちん) 池袋本店
東京都豊島区南池袋2-26-2
JR池袋駅より徒歩5分

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