第23食 自身の半生で一番柔らかいささみカツとの出会いに驚愕 イマカツ銀座店

東京都

食通の先輩がいるのだけれども。 
その先輩は、とんでもなく美味しいとんかつ屋さんの常連らしい。
グルメな方のお食事レポートというのはどうしてあんなに臨場感があって美味しそうなのだろう。

食べに行っちゃおうかな。

という訳で、今回はイマカツ銀座店様にお世話になる事にした。

渋い外観。

イマカツ様は国内には六本木本店、銀座店、赤坂店があり海外展開もされている。
ミシュランガイド東京2015に掲載された名店だそう。

ロケ弁や差し入れにも良く使われるのよね。美味しいのよ。芸能人の間では昔から超有名店よ。

と、いうようなご説明をマツコさんがされていたのを「マツコの知らない世界」で拝見しました。(うろ覚えで書いて申し訳ございません。)

あーあ。惜しい。放送前に行ってたのになあ。放送前にブログ書いておいたら少しは伸びたかなあ。

まあ、それはともかく。イマカツ銀座店様は行列ができる店舗との事なので、気合を入れて11時頃来店することにした。

最寄り駅は東銀座駅、徒歩2分で迷いなしである。そういえば銀座はまあまあなじみがあるけれど、わざわざ東銀座駅を利用する事は少ないな。

東銀座駅外観

改札を出てすぐ、いきなりの歌舞伎タワー感。
地下のワンフロアにお土産屋がずらーっと並んでいる。
早めに来ておいてよかった。つい、ふらふらと一周。こういう時間、楽しい。

歌舞伎煎餅、甘いもの。定番の消え物土産もあれば。着物帯、かんざし、帯留めなど見応えのある品揃えも。
これは海外の方もきっと楽しかろう。

食いしん坊としては「茅乃舎だし」の存在に心を奪われかけたが、なかなかの高級品なので又の機会にすることにした。

いつか歌舞伎も観てみたいなという思いに浸りつつ東銀座駅を左手に見て進んでいくと、あっという間にイマカツ様へ到着。

イマカツ様では平日の11:00~11:30までに数組が行列を作っていたが
数軒先の店舗が圧巻だった。20名以上の行列が出来ていただろうか。
YOU (ユー)というオムライスが有名な喫茶店だそう。
ふわふわとろとろオムライス…うーん。いつかこちらも行ってみたい。

しかし、東銀座は元々観光地なのだろうか?
インバウンド需要戻りましたぜといった風情でとにかく外国の方々をたくさんお見掛けする。

結局、イマカツ様に入店できた際には半分以上が外国の方だったのではないだろうか。
赤羽らへんではなかなか体験できないこのグローバル感よ。ワクワクする。

店内満席の為写真は控えさせていただいたが
落ち着いた照明にダークなカラー使い、木のぬくもりを感じるような
Ohナイスジャパニーズテイストソービューティホー
といったような内装だ。(どんなだ。)

ササミカツが名物と伺っていたので絶対食べる気でいたが、せっかく来たんだもの。他のフライも食べてみたいよね。
悩んだ末選びきれず、結局奮発して「イマカツ定食」をチョイス。
雑穀米か白米を選べるとの事で、雑穀米にてお願いした。お米のおかわりの際は白米になるそう。

ちなみにディナーよりランチの方がお得で価格はホームページ掲載のお値段より安い1,700円だった。例えば「名物ささみカツ定食」なら1,200~1,300円程。予算・お好みに合わせてカツの種類を選ぶことが出来る。

メニューオーダー後、まずはスムーズにキャベツが運ばれてきた。キャベツもおかわり自由だそう。なにそれ嬉しい。胡麻ドレキャベツをモリモリ食べてしばし待つ。

ツボからドレッシングをかけるスタイル。

いよっ。待ってました。千両役者!
期待のささみカツ。脇を固めるはメンチカツ、一口ヒレ、茄子、カニクリームコロッケである。

はいもう見た目だけで美味しい。

配膳のタイミングでキャベツのお代わりもお願いした。細切りキャベツ美味しい。

まずはささみカツ。
なんだと…。柔らかい。美味しい。今まで生きてきて食べたカツ系食物の中で一番の柔らかさである。

いや、ささみはもともと好きなのだが、それにしても美味しすぎる。前評判、期待値を超えてびっくりしてしまった。

ささみがしっとりと揚がる秘密は
素材の良さ(岩手の鶏)だったり
高温からの低温調理だったり
ラードを使った油だったり…。
とにかく色々な秘訣があるそうなので詳しくは公式ホームページなど参照されたし。

やっぱり塩から味わったら次にソースよね。どちらも本当に美味しかった。

メンチカツは肉の風味がしっかり味わえながらも重たくなく。一口カツもこれまた柔らか。
茄子、箸休めのお新香、お味噌汁まで抜かりなし。
具の存在感があり、アツアツなめらかなソースのカニクリームコロッケ。

全体的に衣が細かくてカラッと軽く揚がっているのでどんどん箸が進んでしまう。

海外の皆様よ、日本のとんかつって美味しいですね。私は日本に住んでいるくせに知りませんでした。
探し出してくれてどうもありがとう!と、心の中で話しかけてしまうそんな一食だった。(どんなだ。)

探し出してくれて有難う!※こちらはイマカツ様の内装ではなく、道中に撮った新橋駅のステンドグラスです。

いやー満足。ご馳走様でした。

と、いう訳でイマカツ様を後に。次は腹ごなしがてらに散歩してみる事にした。

時期的に丁度良かった為、折角なので皇居乾通り一般公開へ向かう。今年、令和5年(2023年)の一般公開は皇居坂下門から参入、皇居乾門から退出。だそうである。

私は初めての経験なのであまり勝手が分からないが、人の流れに乗っていくと自然に入ることが出来た。それにしても手荷物検査など、けっこう厳重なのね。さすが皇居である。

平日はこの位の人出だったけれど、休日はどうなんだろう。

しばらく歩いて行ったが広い。本当に広い。広すぎる。

少し写真を紹介。

紅葉など、桜以外の植物もたくさん。
城っぽい。
水に浮かぶ花びらは本当に美しかった。

もう何か国語が飛び交っているのか分からない。ビューティフルイズ国境を超える。外国の皆様と一緒に花見とは何とも風流なものよ。

皇居ルート看板。

皇居は思いのほかあっさり歩き終わったので花見どころで有名な千鳥ヶ淵(初めて)まで足を延ばし、心置きなく見ごろの桜を堪能した。

いやー千鳥ヶ淵って、すごいんですね。

道中。
菜の花も。良い香り。
良いカメラ持ってくれば良かった。
圧巻の本数。
密集するスワンボートと手漕ぎボート。乗るのに並んでました。
足元にも。シャガ?という花らしい。

個人的には散り際の桜が一番好きなので。今年のこの時期はまさに良い時期で本当に奇麗だった。

以上、イマカツ銀座店様からの花見というなんとも贅沢な素敵な休日の記録でした。

美味しいお時間、ご馳走様でした!

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イマカツ銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座4-13-18 医療ビル1F
東京メトロ日比谷線 東銀座駅 3番口 徒歩2分

皇居(宮内庁)
〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1

千鳥ヶ淵緑道(千鳥ヶ淵)
〒102-0075 東京都千代田区三番町2先

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