昔同僚?今友人?といったような方からお食事のお誘いをいただいた。ありがたいことだ。
せっかくならばゆっくりと話せる会にしようということで、
知人のお勧めのお店を訪問することに。(した。してもらった。)
飲食店様ご紹介ブログなんて始めたくせに
まだまだこじゃれたお店のお勧めなどできない私である。
いやはや。千里の道もなんとやら。
ホームページを拝見すると茶寮様はフランチャイズ店も含め都内に5店舗、千葉県に1店舗を展開。
更にカナダ・シンガポールにも出店してるんかーい。なんだかすごい。
うち、「神楽坂茶寮」を冠する店舗は「本店」と「渋谷スクランブルスクエア店」の2店のみ。
友人のお勧めは神楽坂本店。よく並ぶ店だとの事。
ほうほう。渋谷はまあまあ又伺えそうだし、何よりせっかくの機会。
やはり本拠地の空気感を味わいたいものよ。
と、いう訳で遠征を願い出た次第である。
神楽坂茶寮本店様は、飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅が最寄り。
この辺りを散策するのは恐らく初めての経験だ。
なんだか昔ながらの店舗が多いようで、なんだなんだ。随分と楽しそうな街ではありませんか。
道順は分かりにくいという訳ではないが
かなり、裏路地の隠れ家っぽいところに入っていったので
無事にたどり着けるか心配の方が勝ってしまい。
新米ブロガーは、写真撮り忘れ。
いやはや。千里の道もなんとやら。
ともあれ、店の前で待ち合わせ。
賢い友人の助言でOPEN前に集合したおかげで、1番での来店となった。
うわー。良い気分。
店内をキョロキョロとしながら席に着く。
いやはや、何という空間でしょう。
こちらは元々は別住所で営業されていたが、
2022年に古民家を改装した現在の建物に移転。
あらためて、営業を開始されたとの事。
なのでもちろん、全体的に古き良き和の雰囲気なのだが
なかなかの天井高があり、開放的でもある。
本日は1階にお邪魔したが2階もある。うーん、お手洗いに行くふりをして覗いてみたい。逆方向だけど。
天井の空調がむき出しになっている感じが近代的な印象。
カウンターで店員様が作業されるような場所も見通せるようになっている。
まっこと、おしゃれリノベーションである。
そして今はクリスマスシーズン。店内装飾も、BGMもクリスマスを演出してくれている。
つまり、居心地がいいんだな。
ああ、いくらでも居られてしまいそうだ。
しばらくしてお目当てのお料理が登場。
私は数量限定の「12種のおばんざい御膳」をいただくことにした。
酒飲みの私は、ちょこちょこ料理に目がないのである。(今日は飲まないけど。)
だっておばんざいですよ。12種もですよ。
それが多分、全品もれなく美味しいってな訳ですよ。
逆立ちしたって自炊では実現できない訳ですよ。
お見事。折角なのでお品書きをば。
・栗とさつま芋の白和え
・かぼちゃとクリームチーズのサラダ
・サーモンの塩糀焼き
・根菜と豆の黒胡椒サラダ
・鹿児島産黒豚味噌のせ冷奴
・生湯葉と花麩の銀あんかけ
・中学芋のキャラメリゼ
・茨城県産小松菜のナムル
・山形産赤かぶの漬物
・産直季節のフルーツ
・紫蘇とわかめと菊花の佃煮
・出汁とろろ
どれもとても美味しかった。
デザートのように甘くて美味しいクリームチーズのサラダと
家ではまずやらない、菊の花びらのあしらいが特に印象的だったかな。
そして、赤かぶの漬物がしみじみ美味しかった。
話もとても盛り上がり、まだ食事を終えてもいないのに
さっそく次回の日程相談まで飛び出す始末である。
お茶も出していただいた。
お茶のお店なのだから、当然、良い香り良いお味である。
だが器がかなり可愛らしい。もう少し量を堪能したい。
あ、呼び水ならぬ呼び酒ならぬ呼び茶で、ここはお茶オーダーの流れか。
お茶の他にも抹茶、お茶を楽しむお酒。更には煎茶ソーダなどというドリンクもある。
うーん。でもお値段がなあ。それになあ。
やっぱり、今日は、遠慮しておこう。
なぜならこの後、別の店舗にお邪魔する予定だからである。
少し空席があるのに油断して少々話し込んでしまったが、店員様の目配りもよく。
2度目、3度目のお水を注ぎに来てくださったところで
ありがたく飲み干し、退散することにした。
茶寮様はパフェやモンブランなどの甘味も得意分野のご様子なので
本当はデザート作戦も話に上がっていたのだが、
今回はスケジュールの都合上、断念せざるを得なかった。
いずれ、再訪できますように。
まさかの後編に、続く。
美味しいお時間、ご馳走様でした!
神楽坂 茶寮 本店
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3丁目1
飯田橋駅徒歩5分
牛込神楽坂駅徒歩7分
神楽坂駅徒歩10分
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