第21食 健康的な和食と家庭的なおもてなしにホッとする店 旬菜肴 たかはし

赤羽

仕事しながら食べるランチって本当に美味しいですよね。
働くオトナは腹が減る。なーんてね。

今まで様々な場所で働いてきたが、
その土地その土地で食べ歩き、お気に入りを見つけては
活気のある食堂にお世話になったものだ。

懐かしい店舗の数々を思い浮かべている内に、どこかに足を運びたくなってきてしまった。

あーあ。赤羽にも隠れ家的ランチの行きつけを作りたいものだ。

カウンターと少しのテーブル席とかでさ。
とにかく少ししか席数が無くて、すぐに満席になってしまうような。
常連さんが多くてさ。

今日は何料理でもいい気分だけれど、やっぱりそういう系のお店なら和食かなあ。

と、いう訳で「赤羽 和食 ランチ」方面を今回は攻めてみることにした。

その時はあまり深く調べなかったので、和食店少ないなぁなんて思ってしまったが。
調べなおしてみたところ、赤羽の和食店。結構あるんですね。

今まさに、行きたいお店を発見してしまった。

よし。いつか行けたときのために、リンクを貼る所だけ作っておこう。
赤羽の美味しい和食店は→こちら

そんなこんなで今回は小鉢付きの王道和食定食がリーズナブルにいただけそうな
「旬菜肴 たかはし」様に決定。
うーん。ブラック×レッドの店構えの写真が渋くてお洒落だ。
ジャケ買い…ではなく外観入店?

かくしてそんなに暇でもないくせに、様々なものを棚に上げ。
対して働いてもいないオトナは意気揚々と店に向かったのだった。

旬菜肴 たかはし様は赤羽岩淵駅より徒歩4分。

別にアクセスが悪い場所では全くないのだが、周りはもはや住宅街。といったような場所だ。

ウロウロしていたら偶然通りがかって、
あ、お店があった。と、ふらっと入るような感じではなさそうだ。
ララガーデンからも少々離れているし。

ララガーデン路地裏をウロウロした記事は→こちら

いかにも常連様がいそうなお店ではないか。こりゃいいや。

店外に出ている看板をしばし鼻息荒く眺める。ふむふむ。どうしようかな。

文字が小さすぎて読めない~~~!ってなんだっけ。あ、ハズキルーペか。こんな事ばっかりしてるから全然執筆が進まん。

看板のアップの写真を撮り忘れたのでテキストに起こしておきます。

・アジのなめろう丼 980円
・まぐろ山かけ 970円
・       950円
・若どり唐揚げ 940円
・アジフライ 910円
・3食丼(サーモンハラス、ネギトロ、ネバネバ野菜) 990円

大盛ライスサービス

うーん。迷うなあ。最近魚続きだったから、お肉かなあ。
でも「肴」。さかな、という文字が店名に入っている位だから
魚が美味しい店なのかなあ。いやいや考えすぎか。
1列空白になっているところ、なんだろ。まあいいか。

結局ネバネバ野菜に惹かれ、3食丼をいただくことにした。

入店してびっくり!
L字型の5席のカウンター席。(6席だったらごめんなさい。)
左手側には4名席の小上りが3卓。
カウンターにはマスター、ホールにはおかみさん。
そして、私でラスト1席が埋まり満席に。

なんだこれ。求めていた通りの「隠れ家的赤羽的和食」だ。
夢見てるのかな、私。

何はともあれ着席。そしてオーダー完了。
テレビがついているところもアットホームで良い。
こんな趣のあるお店で夜飲んだら粋だろうな…。

店内の写真も撮りたかったが、せっかく皆様が楽しんでいらっしゃるのだ。
無粋になってはいけないので自重。

そもそも、新参者が知ったつもりで長々と紹介しているこのブログ自体が無粋なのかもしれないが、今更それはもう知らん。棚上げ。

カウンターの一番奥のあたりからホールへお料理が受け渡されるのだが
私はその隣の席に通していただいた。

なので横から完成した定食がじゃんじゃん出てくる。これは楽しい。

あっ。ブリ照りのような定食。めちゃくちゃ美味しそうだ。
なるほど。完売したメニューが消されていたから空欄があったのね。
いやいや、11:30開店で今まだ12時前ですが…。

そしてしれっと会話を聞いていると、やっぱり皆ほぼほぼ常連様じゃないか。
きっと早めに来て好みの定食を勝ち取っているのだな。さすがです。

竜田っぽい衣付けの唐揚げ。アジフライは2枚。それぞれ盛りが良い。
ご飯の量!そして大盛り無料。これは大盛りフリークも安心だ。

私は食べきれないかもしれない。
3食丼にしておいてよかった。(などと考えている間に3食丼も完売してしまった。)

マスターが様々な定食を1品ずつ仕上げていく。無駄のない動き、圧巻。
数分(10分近く?)待ったと思うが、お陰様であっという間だった。

きました来ました!三食丼。

うっわぁ~。

味噌汁はもやし、わかめ、油揚げ。
鶏団子、こんにゃく、人参、ゴボウの入った煮物は優しい味付けだ。
糠漬けは自家製だろうか?白菜、人参、大根は酸味の効いたお味だったが胡瓜はそれに比べると浅漬かり。
実家を思い出す味だ。その日によって味が変わるのかな。
卵があるとほっとする。

どれも美味しい。

ネギトロはハズレ無し。サーモンハラスはフレッシュ、脂が乗っている。

ネバネバ野菜といえばオクラを予想していたが、もうひとつの野菜は何だろう。
モロヘイヤかな?全然クセが無くて食べやすい。

しかしこのご飯の量よ。少な目にすればよかったかな。

温かいお茶が付くのだが、湯飲みがちょっと小さめで
おかみさんに何度かお代わりをお願いしてしまった。
その度にニコニコと対応して下さる。

きっと常連様のお顔から好きな料理、いつも食べるご飯の量まで
色々な情報がたくさん頭に入っているんだろうな。

このような飲食店を営むのは並大抵の事ではないと察するが
本当に素晴らしいお仕事だ。

なんぞと様々思案をしつつ、美味しいおいしいと無事完食。
こんなにお米を食べたのは久しぶりだ。大満足。

お米は大好きです何故なら美味しいので。

12時を過ぎると多少の空席が出てきていた。
私もお礼、そして是非再訪したい旨を伝え、退店させていただいた。

執筆に当たり色々と調べてみたところ、旬菜肴 たかはし様は2020年12月に開店。
あらら。意外と最近なのね、と思いきや、「洋食いしだ」様の跡地にオープンされたとの事。

その頃の私は一体何をしていたんだ。もう、赤羽には住んでいたのに…。

洋食いしだ様もまた、地域に愛されるお店だったようだ。行ってみたかったな。

美味しい店には行けるときに行け。ってことですな。

旬菜肴 たかはし様。また、よろしくお願いいたします!

さ、お仕事中の皆様に交じって、働く人のランチをいただいたからには働かなくっちゃね。
午後は気合を入れていこう。

美味しいお時間、ご馳走様でした!

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旬菜肴 たかはし
東京都北区赤羽2-54-7
地下鉄赤羽岩淵駅より徒歩4分

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